湯島聖天 心城院様
品番 | イ-12 |
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品名 | 2尺5寸丸 |
素材 | 和紙提灯 |
制作日 | 平成24年4月 |
心城院は、元禄7年(1694)湯島天神別当職の天台宗喜見院第三世宥海僧正が、道真公と縁のある大聖歓喜天を湯島天神境内に奉安するため開山したのが始まりであるといわれています。
比叡山から勧請した慈覚大師作と伝えられている聖天様おられ、湯島天神の一堂宇で「湯島の聖天さま」として親しまれています。
また、江戸名水の一つ「柳の井」があることから「柳井堂(りゅうせいどう)」とも呼ばれています。この井戸は、関東大震災の時には、避難した人々の唯一の水として、多くの人の命を救ったといい、当時の東京市長から感謝状も贈られているそうです。
聖天さんなので、二股大根と巾着のご紋が両サイドに入っています。
赤塗り上げに、色彩豊かな御紋がとても映えます。
ご住職様より色の指定をいただき製作にあたりました。