提灯製造
実績

孟宗山様

品番 ロ‐3
品名 2長
サイズ 33x63
素材

和紙提灯

制作日 H28.11

孟宗山の会所の中のご神体の前に飾られている提灯です。
今回は前回の提灯よりも一回り小さくコンパクトに作りました。
会所では祇園祭の開催中、前掛、胴掛など懸装品が飾られ、一般の観光客も近くで見ることができます。
また、孟宗山の限定手ぬぐいもとても可愛いので人気です。
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ぜひ、今年は新しくなった提灯もご覧ください。


孟宗山

祇園祭に立ち並ぶ33基の山鉾の一つ。
孟宗山の飾りには中国の故事がモチーフとなっています。

中国の「二十四孝」の1人・孟宗は、病気の母に好物のたけのこを食べさせようと真冬の竹林を歩きまわり、やっとのことで掘り当てて、母親を喜ばせたという。このことから、「笋山(たけのこやま)」とも呼ばれています。

故事の場面が冬のため、上に立てられる松の木には綿の雪がつけられているのがポイント。
厄除け粽にも雪があしらわれています。
見送りは京都画壇の大家・日本画家の竹内栖鳳の筆「白地墨画叢竹図」。白い綴地に力強い筆致で描かれた墨一色の竹林は、極彩色など華やかな飾りが多い山鉾の中ではかえって異彩を放っています。